こんにちは！LevelFrontier代表の藤本です！
最近AIの進化が目覚ましく、ChatGPT・Gemini・DeepSeekといった、大規模言語モデルが私たちの仕事や生活に大きな影響を与えています。
特にエンジニアやクリエイターにとって、AIは本当に強力なツールです。
コードの自動生成やバグの検出、デザインの提案など、AIのおかげで作業がとても楽になります。
しかし、便利だからこそ、AIに依存しすぎるリスクも考えないといけません。
AIの便利さと依存のリスク
AIを活用することで生産性は格段に向上しました。
例えば、プログラミングではAIにコードの雛形を作成してもらったり、エラーの原因を特定してもらったりすることができます。
また、ブログ記事の作成でも、AIにテーマや構成案を考えてもらうことで執筆の効率が上がります。
さらに、データ分析や予測モデルの構築では、人間が処理できないような膨大なデータをAIが瞬時に解析してくれます。
加えて、ソースコードの記述をサポートしてもらうために検索した場合、AIが最新のコード作成方法を提案してくれることもあります。
しかし、AIの便利さに頼りすぎると、「AIに使われてしまう」リスクもあります。
AIはあくまでツールにすぎません。
AIが提供する答えをそのまま受け入れるのではなく、その内容をしっかり検証して、必要に応じて修正することが大事です。
AIを使って生産性を向上させながら、頼りすぎる事なく自分のスキルが伸ばしていく事が必要になります。
特に初心者エンジニアがAIをどのように活用すればよいのかについて、具体的な方法を紹介します。
まず、エンジニアがすべてのプログラミングロジックをAIに任せるのはNGです。
特に、これからエンジニアやWebデザイナーになろうとしている人は、AIに頼りすぎると、基礎的なアルゴリズムを理解できなくなり、「動いているからいいや」という考えになってしまいます。
そうすると、いざ自分でプログラムを書こうとしても、うまくいかなくなります。
AIのコードには落とし穴もある
AIにコードを任せきりにすると、バグやセキュリティ上の脆弱性が見落とされることがあります。
そのコードが本当に正しいか、 セキュリティ上の問題がないか、 パフォーマンスが最適化されているか、確認が必要です。
そのため、最低限AIに頼らず以下のような問題がないか確認することが必要です。
- セキュリティ上の問題がないか
- ユーザー入力に対する適切なバリデーションが行われているか
- ハードコーディングされたパスワードやAPIキーが含まれていないか
- パフォーマンスが最適化されているか
- 不必要なループや無駄な処理が含まれていないか
- メモリリークやリソースの過剰消費が発生していないか
AIと共存する未来
AIは私たちの生活をより豊かにしてくれます。
しかし、AIに依存しすぎると、私たちは考える力を失ってしまうかもしれません。
だからこそ、AIを正しく理解し、適切に活用する能力を身につけることが重要です。
人間の創造性や直感、経験を活かし人にしかできないクリエイティブな仕事をしたいですね。
もちろん、AIが提案するアイデアを参考にしつつも、最終的には自分の判断で方向性を決めたいと思います。
AIはあくまでサポート役であって、主役はあくまで人間です。
私が思うに、将来はWebデザイナーでも、絵を描くことすらなくなってしまうのではないかと思っています。
ですが、基礎的なWebコードを理解し、限られた枠の中でアイデアを生み出せる人材の価値はますます高まるでしょう。
これからの時代、AIを使いこなせる人と、AIに使われる人の差はどんどん開いていきます。
だからこそ、「どんなスキルを伸ばすべきなのか？」を、これからも一緒に考えていきましょう！
このブログを通じて、AIとの付き合い方について考えるきっかけになれば嬉しいです。